Vol.4株式会社錦水館
老舗旅館にコロナ直撃。freee会計を導入し、6代目アトツギの変革でV字回復。

1902年創業 錦水館の経営理念と多角経営
錦水館は広島県・宮島で120余年続く1902年創業の旅館。「世界遺産宮島で、思い出づくりのお手伝いをしてお客様に喜んでいただきたい」という経営理念のもと、「錦水館」とホテル「宮島別荘」の2つの宿泊施設を運営。飲食やテイクアウト、ECなどの事業も展開しています。
家業継承の前に現場で修行 2019年就任 錦水館の次世代リーダー
6代目の武内智弘氏は、大学卒業後に県内の宿泊施設で4年間の現場修行を経て株式会社錦水館へ。父のもとで旅館・ホテル運営を徹底的に学び、2019年に6代目社長へ就任しました。

コロナ危機で即座の次の一手 freeeが変えた資金繰りの仕組み
事業承継の直後にコロナショックが直撃。宮島の来島者は6割減となり、人件費などの固定費で毎月5,000万円がキャッシュアウト。3期連続で赤字に。資金繰りに奔走する一方、当時の会計システムではリアルタイムで経営状況を把握することが困難であったため、即座に次の手を打つための仕組みづくりとしてfreeeを導入。
freee導入が導いた コロナ禍からの劇的成長
freee導入後、会計情報が「後から分かる結果」から「会社の意思決定のもとになる判断指標」に変化。部門損益などをリアルタイムに把握できるようになったことで、意思決定のスピードが格段に上がりました。データの可視化と選択的な投資を行った結果、コロナ禍の売上10億円から、21億円へV字回復しました。
驚異の経常利益3倍 達成の決め手
社長だけでなく、支配人やマネージャーなど幹部もP/Lを確認できるようにしたことで、自分の部門のリアルな数字を毎日見るようになり、経営に対する当事者意識が大きく変化。かつては売上至上主義な面もあったが、事業を利益で評価して改善できる土壌が生まれたことで、粗利益率が77%から85%へ改善。経常利益3倍を達成しました。
データに基づく意思決定が 定着
数字を共通言語としてオープンにすることで、自分たちでデータを見て、それぞれの権限において意思決定をする習慣が根付きました。粗利が出た分は昇給・賞与で従業員に還元することで現場の主体性とサービス品質が循環し、離職率は25%から12%へと大幅改善につながりました。
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