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freee"マジカチ"meetup!@名古屋✕福岡✕広島#1(オンライン)のレポート

10/1 19:00~freee"マジカチ"meetup!@名古屋✕福岡✕広島#1(オンライン)を開催!

こんにちは!freeeの川﨑です!
みなさんお元気ですか?ご無沙汰しております。
一時期、出産子育てで職場を離れていましたがこの度復帰をとげ、8月からマジカチに帰ってきました! \おかえり!/

さて、弊社では、アドバイザーさん主導で行う「コミュニティづくり」を昨年の夏よりスタートさせており、現在は東京・大阪・名古屋・福岡・北海道の5か所を中心に活動しています。(※コミュニティ=freee"マジカチ"meetup! 以下、マジカチ)
今回はコロナ禍ということでオンラインにて、名古屋・福岡・広島の共催でmeetupが開催されました。

今回は約30名の方にご参加いただき、質問もドシドシ飛び交って大盛り上がりでした!
そんなmeetupの熱量を、ツイートを中心にお届けしたいと思います。

坂本明菜税理士事務所 坂本 明菜さん
「freeeの壁ー使い始めてぶち当たる壁ー」

坂本さんからは、freeeを使い始めてからぶち当たった壁についてのお話がありました。このテーマにしたのは、認定アドバイザーとして活動するにあたってfreeeの資格を取る必要が出てきたことがきっかけだそうです。資格の勉強をする中で、改めてご自身がfreeeの導入にあたって当初苦労した点などを思い出し、その内容をシェアしていただきました。

壁①「取引の概念の壁」
振替伝票でいかに早く打ち込むかという頭でいたが、freeeでは取引を1つずつ登録することで今まで振替伝票で入力していた仕訳が出来上がることに気づくのに時間がかかった。また、取引を登録する概念が理解できなず、当初は振替伝票で打ってしまっていたことで時間が膨大にかかった記憶がある。しかし、時間が膨大にかかった分ネットなどで検索し、いかにスプレッドシート等の他ツールをうまくインポートしたり連携して楽にするかなどを考えるようになった。(考え方が変わった)なので、この壁の克服は非常に意味のあるものだった。

壁②「操作方法を説明する壁」
仕訳を入力するのではなく、取引を一つ一つ登録していくという他ソフトとの概念の違いがある。当初、経理担当の方は会計ソフトの使い方をネットやTwitterで検索する方が少なく、操作方法の質問が多いという課題があった。(受取手形が発生したが、どう入力すればいいか?など)その後、マジカチでfreee活用ガイドブックを知り、すぐさまお客様にPDFで送付することにすると操作方法の質問が激減した。

壁③「簿記ができない人でも使える会計ソフトという壁」
たしかに試算表は作れるが、それが正しいかというとそれは全く別。
メモタグがたくさんついている問題など・・・

参加者もあるある~という反応で大変興味深いLTでした。

坂本明菜税理士事務所 坂本 明菜さん freee認定アドバイザーページはこちら

税理士法人近未来 瀬戸口 諒さん
「freee導入提案 成功例と失敗例 Ver1.5」

瀬戸口さんからは、freeeの導入事例を成功例と失敗例に分けてお話しいただきました。以前マジカチ福岡#02でもお話しいただき好評だったLTが再来、パワーアップして帰ってきました!
クラウドとの出会いはなんと、今から4年半前だそうです!

成功例①「不動産業」
課題:年一の記帳代行で依頼されていたが、通帳5通。管理会社を入れていないため入居者から直接入金。納税額が多額に出るため早期処理が必要。経費はカード決済が多く、明細の紛失が多い。
導入後:通帳・カードを同期できるので記帳代行の手間が一気に削減。決算早期化が実現。報酬のUPにつながった。
いちいちコピーして郵送して~という手間をかけなくていいんですよ。という切り口でご提案。

成功例②「飲食店」
課題:多店舗展開しているが、各店舗すべて収支管理をエクセルで管理。全体像が把握しにくかった。
導入後:Airレジに変えてエクセル入力の手間を削減。社長がリアルタイムに数字を見ることができるようになった。

失敗例①「イメージ先行の例」
内容:顧問先に、クラウドは便利だ。何もしなくていいんです。と顧問先に伝えて切り替えしてしまった。
後日、経理部から思っていたのと違うと事務所に連絡が来た。
反省点:社長だけではなく、手を動かす経理の方にも理解してもらうことを念頭に置くことが大切。トップ間で決めずに、経理の方をしっかりサポートすることが重要。

失敗例②「既に使っていた会計ソフトからfreeeに乗り換えできなかった例」
内容:簡易課税の対象から外れることになり、消費税の申告に問題が出るためそのタイミングで提案。(以前は、かなり古いソフトを利用)
その際、ネットだから遅い、請求書の融通が効かない(現在は前月繰越対応しているのでそこは問題なし)、消費税の申告だけのためにソフト変えなくていいという理由で切り替え見送り。
反省点:あらかじめ絶対にほしい機能を聞いたうえでfreeeで対応できるか見ておくべきだった。ネットだから遅いという点は、ルールなどを作って自動で処理することで時間短縮できるという点を訴求すべきだった。また、経営者の利益をしっかり考えて対応すべきだった。

失敗例③「freeeの仕様で断念した例(建設業)」
内容:顧問先の経理担当が辞めるタイミングで提案。
社長に提案したが、担当者に実際に話すとそこで見送りに。建設業に提案していたが、freeeでは現場管理ができないためそれができないと返って手間になるとの理由で導入を断念。部門管理できるが、一度に表示できるのが5件までなのは困る。エクセルで管理となるとまた手間。今はuconnectとか使えばできるかも?(まだ実働はしていないが・・できそう)

失敗例④「(一部の)法人なりの後freeeの設定を顧問先に任せた例」
内容:個人事業主のときにfreeeの操作が完璧だった顧問先が法人なりした際、設定を全部お任せすると・・・「赤字」に。個人の通帳なども全部同期されてしまっている。
反省点:個人と法人の取引は全く別物であるという基本的なところを経理担当にしっかりと指導すべきだった。口座と登録

税理士法人近未来 瀬戸口 諒さん freee認定アドバイザーページはこちら

船着税理士事務所 船着 貴史さん
「税務署職員の生態を暴け」

元税務署職員である船着さんからは、「税務署職員の生態を暴け」と題し、国税専門官の好きなこと嫌いなことなど、言える範囲すれっすれのお話がありました。

【税務所職員が好きなもの】

  • 増差所得
  • 仮想隠ぺい=重加算税などなど

【税務署職員が嫌いなもの】

  • 理論破綻した反論を繰り返す社長
  • 課税要件論を唱え始める税理士
  • 是認
  • そして、なによりも「税法」が嫌い!(笑)

【freeeでできる税務調査対策】

  • 特段freeeを使っていれば問題ない。

というのも、税務調査ではワークフローから逸脱した取引を見に行くため。(freeeだと逸脱しない。)

いかがでしたか?
次回は、11月6日(金)19:00~よりfreee"マジカチ"meetup!の全国イベントである「MAJIKACHI JAPAN TOUR 2020~ONLINE~」が開催されます。 奮ってご参加ください。詳細はこちら

また、今回ご参加出来なかった皆様も、Facebookグループ内で事務所運営の悩みやセミナー情報等、なんでも皆様に有益そうな情報であれば共有頂けると幸いです!

それでは、みなさま。
次回は、11月6日にお会いしましょう!!!!