コミュニケーションスキルに長けたカメラマンとの出会い。クライアントの信頼を確実に積み上げ、事業が一段階上のステージへ

スモールチームでクイックな対応を強みに、デジタルマーケティング事業を営む株式会社STSデジタル。クライアントに寄り添った提案・制作が評価されて事業を拡大するなか、対面取材の撮影を安心して任せられるカメラマンを探すことに苦労していました。

一方、カメラマンとして、幅広い案件の実績を持つ金子洋介さん。知人経由で案件を受けるなかで、ミスマッチを感じることがありました。

信頼できるカメラマンを探す企業と、自分に適した案件を探すフリーランスカメラマン。この2つをつないだのがfreeeお仕事マッチングです。

STSデジタル社 デジタルマーケティング事業部 祢津(ねつ)悠紀さんと、同社から継続して依頼を受けているカメラマンの金子洋介さんに、freeeお仕事マッチング利用前の課題や利用の決め手、協業の成果などを伺いました。

「相手の顔が見えない…」発注側も受注側も抱えていた、コミュニケーション面の課題

はじめに、発注側である株式会社STSデジタルの祢津さん、受注側である金子さん、それぞれの事業内容について教えてください。

祢津悠紀さん(以下、祢津):弊社はデジタルマーケティング事業を手がける会社です。WebサイトやLPの制作・運用、記事制作、SNSや広告の運用など、デジタルマーケティングに関連する業務全般に携わっています。

金子洋介さん(以下、金子):私は、チラシやカタログなどの制作会社でカメラマンとして7年間経験を積んだのち、2018年に独立しました。これまで、人物写真や物撮り、物件撮影など幅広く担当してきました。特に近年は、取材記事やカンファレンス等のイベント撮影に注力しています。

freeeお仕事マッチング利用以前、STSデジタルさんが抱えていた課題について教えてください。

祢津:事業規模が大きくなって依頼が増え、特にオウンドメディアや採用サイトで使う対面取材記事の案件が増えるなかで、適任なカメラマンを見つけることに苦労していました。

対面取材では、現場で状況やクライアントの意向に合わせながら臨機応変な対応力が求められます。コミュニケーションやとっさの機転も求められるため、単に撮影技術があればいいというわけにはいきません。

freeeお仕事マッチング利用前は、どのような方法でカメラマンを探していましたか?

祢津:大手クラウドソーシングサービスで探していましたが、基本的にサービス上でのテキストのやり取りのみで判断するしかない点に課題を感じていました。案件の性質上、クライアントと直接のやりとりが発生するため、信頼できる人かどうかが重要でした。しかしテキストのみだと人柄が見えず、判断が難しかったんです。しかも、私自身のクリエイティブ制作業務もあるなか、外注先探しに割けるリソースは限られています。同じような課題を持つ制作会社は多いのではないでしょうか。

金子さんのfreeeお仕事マッチング利用前の状況もお聞かせください。

金子:それまでは知人経由での仕事の受注が多かったのですが、なかにはコミュニケーション面でミスマッチを感じる案件もありました。

例えば、日程だけ先に押さえられて、撮影内容の詳細は直前まで知らされず、急に「明日納品で」と言われるなど。こちらのスキルや都合はお構いなしという扱いに虚しさを感じる一方で、断れば次はないかもしれない……というジレンマがありました。

クラウドソーシングサービスにも登録はしていましたが、とにかく案件をこなして実績評価を積み上げなければ受注につながりにくい点などが、あまり自分に合っていない感じでしたね。こういったプラットフォームで応募したのは、freeeお仕事マッチングが初めてです。

探していた相手がここにいた。お互いに安心感を持って契約へ

祢津さんは、金子さんのプロフィールや実績をご覧になって、どう感じましたか?

祢津:そもそも「freeeを利用している個人事業主」という点で、事業運営をきちんとされていてビジネススキルもあるしっかりした人だろう、という一定の信頼感がありました。

さらに、金子さんの実績にはバリエーションがあって「満遍なく対応してくれる人」という印象を持ちました。当社は対応案件が多種多様なため、例えば「人物しか撮りません」といったカメラマンだとミスマッチです。その点、幅広く対応が可能な金子さんに親和性を感じました。

金子さんは、STSデジタルさんの案件に応募し契約に進もうと思われた決め手は、どのような点だったのでしょうか?

金子:まず掲載案件の要項が具体的で、自分のスキルを発揮できそうだと感じました。その印象の通り、受注後は事前に撮影内容の細かな説明があり、対応範囲もすり合わせができたので、安心して仕事に臨めました。

また、普段からfreeeを使っていることもあり、freeeの運営するサービスなら信頼できるだろうという印象があったことも、理由の一つです。

祢津さんが金子さんへの依頼を決断された決め手を教えてください。

祢津:「この人になら任せても大丈夫」という安心感ですね。話したらすぐにわかる誠実さ、落ち着きがあり、「どんな方とお会いしても失礼な印象を与える方ではない」という印象を抱きました。

おふたりが契約までに感じた、freeeお仕事マッチングサービスの魅力は?

祢津:対面取材など、リアル空間でのコミュニケーションが重要な案件に携わる我々のような会社にとって、リモートでの打ち合わせを経て人となりを知ることができたfreeeお仕事マッチングサービスの形式は、非常に助かりました。

撮影技術もコミュニケーション力もあるカメラマンがどこにいるのか、どうやって出会えばいいのかがわからなかったなかで、このサービスを通じて金子さんと出会って、パズルのピースが揃ったような気がしましたね。

難易度の高い物件取材でも、現場でのコミュニケーションを一任できる活躍

画像提供:総合住宅展示場ハウジングステージ(運営:株式会社ファジー・アド・オフィス)

実際に協業した案件について教えてください。

祢津:総合住宅展示場「ハウジングステージ」の、モデルハウスの取材案件です。ルームツアーを行う記事の中で、その魅力をいかに写真で表現するかがポイントとなりました。

取材当日の流れや、金子さんの仕事ぶりについてお聞かせください。

祢津:当日は、メディアの運営会社(当社のクライアント)と、モデルハウスを運営するハウスメーカーの担当者様、そしてライターの私とカメラマン(金子さん)の、大きく分けて4者が集まりました。関係者の拘束時間を抑えるために、インタビュー班と撮影班に分かれて、インタビューと撮影を同時並行で進める流れを組みました。

私が取材している間、カメラマンは自分でクライアントに対応することになります。こういった場合、自主的にコミュニケーションをとって仕事を進められるカメラマンでなければ難しいんです。

金子さんは、撮影の場所や画角から、家具や備品の撤去・開閉などの細かい部分まで、都度クライアントと相談しながら進めてくださり、ありがたかったですね。当日は雨が降っていたのですが、屋外ゾーンの撮影前には水気をふき取るなどの気づかいも見せてくださいました。

物理的な制約も多く、詳細なディレクションが難しいなか、意図を汲んで素晴らしい写真を撮ってくださり、本当に助かりました。先方からも高評価で、「金子さんだったら大丈夫だね」と言っていただき、その後も継続して取材をともにしています。

競合優位性を作りづらい事業でも、お互いを引き上げる協業で成長が見えてくる

freeeお仕事マッチングを通して、双方のビジネスを一歩進める協業を実現されたSTSデジタルさんと金子さん。それぞれの今後の展望をお聞かせください。

祢津:自社プロダクトや卓越した技術を持たない当社のようなコンテンツ制作会社は、競合優位性を作りづらい業態だと思います。だからこそ、毎回すこしでもクライアントの期待以上の仕事をして、地道にお取引を広げていくことがもっとも重要です。そんななか、金子さんとつながれたことで、当社は明らかに一段階ステージを上げることができました。

最近では私以外のディレクターやライターからも金子さんに、また違う現場の案件を依頼させていただいています。そういった社内で別のメンバーが協働させていただいた成果物が、また双方に新しい案件を呼び寄せてくれることもあって、それも嬉しいですね。引き続き、多くの案件で協業していきたいです。

金子:モデルハウスの撮影は、私にとって新しい仕事でした。今回の仕事を足がかりに、もっと実績を広げていきたいと考えています。今はまだ自宅やレンタルスタジオで撮影をしていますが、ゆくゆくは事務所を借りて、対応できることを増やしたいですね。

取材先(発注者):株式会社STSデジタル 様
(デジタルマーケティング事業部 祢津悠紀 様)
設立:2023年10月
事業内容:デジタルマーケティング事業
URL:https://sts-d.com/case/

取材先(受注者):金子洋介 様(屋号:金子洋介写真事務所)
実務経験:約14年(2018年開業)
事業内容:広告写真・企業撮影・イベント撮影・建築撮影・レタッチ
URL (ポートフォリオ):https://kaneko1111.myportfolio.com/

取材協力:総合住宅展示場ハウジングステージ 様(運営:株式会社ファジー・アド・オフィス)
URL:https://www.housingstage.jp/

撮影場所:WeWork