人事労務の基礎知識

給与事務の年間スケジュール

給与事務の年間スケジュール

給与事務には、毎月の給与計算だけではなく、毎年行わなければいけない業務・手続きがあります。給与計算を担当している方は、本記事で年間を通した給与計算業務のスケジュールを確認し、全体の流れをつかんでおきましょう。

目次

給与計算を自動化してラクに

freee人事労務

freee人事労務なら、従業員データや勤怠データから給与を自動で計算、給与明細を自動で作成。社会保険料や雇用保険料、所得税などの計算も自動化し、給与振込も効率化します。

給与計算と給与事務

給与計算とは

給与計算とは文字通り、社員やアルバイトなどの毎月の給料を計算する作業のことです。

「給料なんて決まった額を振り込むだけでは?」と思う方もいるかもしれませんが、給料は毎月変動することの方が多く、その計算は意外と複雑なのです。例えば残業が多かった月は残業代だけでなく、そこから差し引かれる所得税や保険料なども変わってきます。

また従業員の給料を計算するということは、国や役所に納めるべき税金の額を計算することでもあります。「従業員と国との取り分をそれぞれ計算する」のも給与計算の役割になります。

よって、給与計算を正確に行うのは従業員のためだけでなく、会社にとっての税務リスクを回避するためでもあるのです。

給与事務とは

給与計算に関する業務をまとめて「給与事務」と呼びます。給与事務には従業員の入社手続きや労務手続き、年末調整なども含みます。

前述の通り、給与計算は税金や社会保険料の計算と関係しています。ですので、一年間を通してみると、社会保険料を決定するための手続きや、所得税・住民税を確定させるための情報を提出する手続きが給与事務に含まれてくるのです。

給与事務の年間スケジュール

毎月の給与計算以外の給与事務関連の業務には季節性があります。繁忙期を見極めるためにも年間のスケジュールを前もって把握しておくことが大切です。

給与事務の一般的な年間スケジュールは、次の通りです。

給与事務の年間スケジュール例

時期イベント
3〜4月 従業員の入退社の処理
5〜6月 新年度の住民税の通知、適用
6月 労働保険料の年度更新
7月 社会保険料の定時決定
(算定基礎届の提出)
9月 厚生年金の保険料率改定
11〜12月 年末調整
1月 法定調書や給与支払報告書の提出

給与計算や給与明細発行をカンタンに行う方法

従業員の給与計算や書類手続きなどに追われていませんか?

こうした手続きはfreee人事労務を使うことで、効率良く行えます。

毎月の給与の計算と給与明細の作成をラクに

勤怠管理をクラウド上で行うことで、勤怠データをリアルタイムに集計でき、ワンクリックで給与計算・給与明細の発行が完了します。

freee人事労務を使ってフローを効率化

法令改正や保険料率・税率変更に自動で対応

法令の改正や保険料率・税率の変更は人事労務担当者にとって、大きなイベントの1つです。最新の制度に準拠するようソフトを自動アップデート。 更新は追加料金なく、いつでも正しく計算を行えます。

年末調整など年1回の作業も効率化

年末調整なども給与事務の一部です。年末調整のほか労働保険の年度更新・算定基礎届の作成・住民税の更新など、定期的に発生するイベントもfreee人事労務で効率化できます。

人事労務担当者だけでなく、従業員の負担も軽くします。


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