副業の基礎知識

ネットの副業で月収50万を稼いだら納税額はいくらになるの?

ネットの副業で月50万円達成!など聞くことがありますが、月50万円を稼ぐとなると副業の年収は約600万円。2017年度の会社員の平均年収を上回ります。
実際にこの副業の収入を達成した場合、確定申告をしなければなりません。どれくらいの税金を支払い、どんな作業をする必要があるのでしょう。
また、これから副業で月収50万円を目指したい方に向けて、どんな副業があるのかについてもご紹介します。

ネットの副業で月収50万を稼いだら納税額はいくらになるの?

目次

ネットで月収50万円を稼いだ場合の納税金額は?

副業の所得が20万円を超えると、確定申告をする必要があります。
確定申告とは、納税者が自分で納税額を計算し、申告・納税をする作業です。
ネットで月収50万円を稼いだ場合、仕入れや経費によほどお金がかかっていない限り、確定申告をする必要があります。

その場合、いったいどれくらいの納税額になるのか、確定申告ソフトのfreeeが無料で提供する「副業の税額診断」を元に事前に考えてみましょう。


freeeが提供する「副業の税額診断

求人情報・転職サイトDODA(デューダ)によると、2017年の年代別の平均年収は20代が346万円、30代が455万円、40代が541万円。ここでは、30代の平均年収455万円を「会社員としての見込み年収」欄に入れてみましょう。

副業としての見込み年収」は、月収50万円の場合、年収600万円です。何の副業をするかにもよりますが、アフィリエイトサイトを運営したと仮定すると、下記の経費が予測されます。

  • サーバー、ドメイン費用:2万円
  • 書籍代、セミナー(勉強会)代:5万円
  • 交通費:5万円
  • 通信費:5万円
  • 交際費:5万円
  • 雑費(※カフェで作業した場合はここに含まれます):3万円
  • その他、備品:5万円
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    合計:30万円

上記から、副業に対する経費の割合を5%と仮定します。

養っている配偶者や親族がいる場合は、その見込み年収も入力します。今回は、0にしておきました。また、医療費控除やふるさと納税に関しても入力するとさらに詳細な数値を出すことができます。

結果は、青色申告の時の納税額の合計が242万704円、白色申告の場合は262万304円でした。住民税や社会保険料は本業の収入から天引きされている可能性が高いですが、それでもかなりの金額を納税する必要がありそうです。青色申告をした場合、一定額を超えると個人事業税が発生する点も見落とさないようにしましょう。

副業NGの場合、月収50万円の副業はバレるのか

副業を新たに始めたいけれど、始められない理由の一つに「本業が副業を禁止している」ケースがあります。就業規則で副業が禁止されているにも関わらず、副業をしていることが会社にバレてしまった場合、注意や懲罰の対象になる可能性があります。

ただし、終業後の時間の使い方に関しては、憲法でその自由が保障されています。本業に支障をきたさないこと、会社に迷惑をかけないこと(情報漏洩やブランド毀損)を大前提に、終業後の時間や休日を副業に使うことはできるでしょう。

しかし、月収50万円などあまりにも副業の収入が増えた場合、住民税の納税額もアップします。本業での年収が変わらないのに住民税の納税額が上がった場合は、不審に思われるかもしれません。仕事に身が入っていないと思われることや、職場での人間関係悪化につながりかねません。副業が禁止されているのであれば、まずはその会社のルールに従うことが大切です。

青色申告、白色申告はどちらがいいのか?

先ほどの診断結果に青色申告と白色申告がありました。どちらがお得かを見比べてみると、実に青色申告の方が20万円近く納税額が少なくなっています。

青色申告とは、白色申告よりも手続きが少し複雑になる分、税金を安くしてもらえる仕組みのことを指します。
「手続きが複雑になる」…というのは、複式簿記による経理を行うことと、税務署に対して青色申告承認申請書と開業届を3月15日まで、あるいは実際の開業日から2ヶ月以内に提出する必要があるということです。
複式簿記に関しては確定申告ソフトを使えば会計・経理の知識がなくても、簡単に確定申告を完了することができます。
また、開業届と青色申告承認申請書の提出に関しては、開業freeeを活用することで最短5分、無料で届出を作成可能です。

もし副業の年収が大きくなりそうな場合は、その分、納税額も増えますのでこれらのサービスの活用をぜひご検討ください。

なお、副業の収入を青色申告した場合は事業所得、白色申告の場合は雑所得として扱われます。
副業収入を事業所得にするには収入の規模や掛けている労力、継続期間などを総合的に見て判断する必要があります。
副業収入を事業所得にできるかの判断基準は下記の記事をご参照ください。

参考:『事業所得になる副業と雑所得になる副業は何が異なるのか

ネットの副業にはどんなものがあるのか?

ここからは、実際にどんな副業があるのかについて見ていきましょう。ネットの副業には大まかに下記のようなものがあります。

  • 物販
  • ライティング
  • アフィリエイトサイトの運営
  • 株式投資やFX
  • デザイン
  • プログラミング

物販

まず、物販に関しては自分が「これだ!」と思うものを仕入れて販売します。STORES.jpを活用すれば、簡単に物販サイトを作成することができます。
ハンドメイド系の商品でしたらminne(ミンネ)に登録するといいでしょう。
また、何を売ったらいいかわからない方は、メルカリヤフオクなどで身の回りのものを売ることから始めてみてもいいかもしれません。継続するうちに、どんなものが売れるのか、自分は何を売るのが得意なのかがわかるはずです。

ライティング

現在、ネットの副業でニーズが多いのがライティングです。書くことが好きな方には向いていると言えるでしょう。クラウドワークスランサーズでは、様々なライティングの案件が掲載されています。
最初は、1文字単価は1円以下と小さいかもしれませんが、継続することで単価をアップすることができます。地道に続ければ、月収で数十万円を得ることも可能でしょう。

単価をアップするためには、日本語そのものや編集など、ライティングに関する学習だけではなく、Webライティングやマーケティングに関する知識も必要です。仕事だけではなく、学習も継続しましょう。

アフィリエイトサイトの運営

ネット副業でよくすすめられるのがアフィリエイトサイトの運営です。アフィリエイトとは、ある商品をブログやサイトで紹介し、その紹介金額の何%もしくは固定金額を得る方法です。
例えば単価数千円の化粧品を紹介した場合、紹介料は数百円のケースが多いです。クレジットカードや転職サイトなど、単価が大きいもの(ライフタイムバリューが高いもの)は紹介料金も高い傾向にありますが、その分、競合も多いでしょう。

アフィリエイトサイトを運営する場合も、納得して購入してもらうためのライティング力、人を集客するためのマーケティングスキルが必須です。

株式投資やFX

ネットビジネスとは少し異なるかもしれませんが、まとまった資金がある方は株式投資やFXも副業の一つとして考えてもいいでしょう。

株式投資で利益を得るためには、

  • 値上がり益
  • 利回り
  • 株主優待

の3つがあります。値上がり益を狙うためには、これからどんな商品・サービスが伸びるかを考える必要があります。チャートを見ながら分析する方法もありますが、「応援したい!」と思うような会社の株を購入すれば、社会的な意義もあるでしょう。
FXに関しては、少ない資金で大きな取引ができる「レバレッジ」という特徴があります。その分、リスクも高くなりますが、レバレッジを小さくすれば手数料がとても小さい外貨預金としても活用できます。

デザイン、プログラミング

デザイン、プログラミングなどのスキルがある方は、副業で得られる金額も大きくなる可能性が高いです。特にWeb業界やIT業界は副業を認める会社も多いため、終業後や休日を活用して副業をしている方もいます。

その場合、自己管理が非常に重要になります。副業者も依頼主も常時インターネットに繋がっている可能性が高いため、本業の時間に仕事をしないように注意をする必要があります。また、顔を合わせてのコミュニケーションも少ないでしょう。より細やかなコミュニケーションが求められる場合もあります。

なお、これから新たにこの分野での副業を考えていらっしゃる方は、独学やスクールに通うことでスキルを身に付けることができるでしょう。

まとめ

あるブログには、実際にネットで月収50万円を達成した方がこのように書いていました。「ネットの副業で月収50万円を稼ぐことは、よほど必死に地道に頑張らなければ難しい」。本業でも月収50万円はかなりの金額です。本業の収入と合計するとかなりの収入になるので嬉しいですが、その分、納税金額も大きくなる可能性がありますので、事前にどれくらいの金額になるか、経費として計上できるものはあるのかなども調べる必要があるでしょう。

副業の内容に関しては、色々な方法がありますので、ご自身にあったものを見つけて継続することが成功への道かもしれません。

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