青色申告の基礎知識

確定申告を税理士に依頼する費用の相場は?参考料金表と報酬の仕訳処理

公開日:2017/09/16
最終更新日:2020/02/26

確定申告を税理士に依頼する費用の相場は?参考料金表と報酬の仕訳処理

個人事業主の多くは確定申告に必要な帳簿や申告書の作成を自分で行うか、税理士に依頼するかを選択することになるでしょう。

確定申告を税理士に依頼すれば、日々の負担や、煩雑な決算処理の手間からは解放され、本来の業務に集中することができます。しかし、実際の税理士費用を考えると躊躇する人も少なくありません。

この記事では、青色申告を税理士に依頼する場合の費用相場を参考となる料金表とともに紹介し、税理士に依頼するメリット、デメリットについてまとめました。

目次

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税理士に青色申告を仕訳込みで依頼すると売上500万円未満で10万円程度

税理士に確定申告を依頼する場合、帳簿の作成は個人事業主が行い、確定申告書の作成だけを依頼するケースと、帳簿の作成をしておらず、仕訳から依頼するケースに分かれます。

確定申告書の作成だけなら数万円程度

個人事業主が確定申告書の作成だけを依頼する場合の費用は数万円程度です。

税理士によっては、帳簿の内容も精査が必要との考えから、確定申告書の作成だけを請け負っていないところもあります。

会計ソフトを利用して自分で帳簿の作成をしていれば、確定申告書は、ほぼ自動で作成できますので、確定申告書だけの作成のために税理士に依頼する必要はないでしょう。

青色申告を税理士に依頼した場合の料金相場

青色申告のために、税理士に仕訳から依頼する場合の費用は、仕訳を行う取引の数によって異なります。

売上ベースでの目安は、500万円未満であれば10万円、500万円以上1000万円未満は15万円、1000万円以上では20万円程度です。顧問契約を結んで月に1回程度の訪問を受ける場合には、30万円から50万円程度が目安となります。

<青色申告を税理士に依頼した場合の料金の目安>

売上 税理士料金目安
500万円未満 10万円
500万円以上1000万円未満 15万円
1000万円 20万円

※顧問契約を結んで月に1回程度の訪問を受ける場合:30万円〜50万円程度

税理士報酬は自由に決められるため、税理士によって差があります。提示された費用内でどこまでの範囲を頼めるのか確認し、安い場合には、なぜ安いのか理由を見極めることが大切です。税理士に委託した費用は必要経費として計上することができます。

確定申告を仕訳から税理士に依頼するメリットとデメリット

日頃の仕訳や確定申告などの税務処理を税理士に依頼することには多くのメリットがある反面、デメリットもあります。

確定申告を税理士に任せるメリット

税理士に仕訳から確定申告書の作成を依頼すると、記帳や申告書の作成に時間を取られず、本来の業務を行えるのが大きなメリットでしょう。簿記の知識が少ないために起こしがちな仕訳の間違いや、経費計上の間違いも未然に防ぐことができ、提出期限をオーバーしてしまう心配もありません。

また、税理士から節税に関するアドバイスを得ることで、自分では知らなかった節税対策を行うこともできます。法人化を検討している場合にも、スムーズに移行することができるなどのメリットもあります。

<記帳や確定申告を税理士に任せるメリット>

  1. 記帳や申請書の作成にかける時間がなくなる
  2. 心配なく期限までに申告ができる
  3. 間違った仕訳や経費計上がなくなる
  4. 節税対策が充分受けられる
  5. 個人事業から法人化がスムーズに進められる
記帳や申請書の作成にかける時間がなくなる

税理士に記帳や確定申告書の作成を依頼することで、記帳や申告書の作成に掛ける作業時間を本業にあてられることがメリットです。簿記や確定申告に対する知識が全くない人の場合、確定申告に関する作業に相当な時間を必要とします。

心配なく期限までに申告ができる

忙しさのあまり、申告期限を過ぎてしまい、延滞税などが生じたりするといったリスクを抑えられることもメリットです。

間違った仕訳や経費計上がなくなる

自分で仕訳をして記帳を行っていると、仕訳があっているのか不安になることもあるかもしれません。必要経費に当たらないものを計上していたときには、税務処理で発覚した際などに修正申告を行う必要があり、過少申告税や延滞税などが発生します。税理士に依頼することで、正確な申告ができますし、税務調査が入った場合には、申告内容の説明などのサポートを受けられることが期待できるでしょう。

節税対策が充分受けられる

所得税や消費税の特例はほとんどが申告によるものですので、特例の存在を知らなければ、適用の対象となっていても、気づかないことも起こり得ます。税理士と顧問契約を結んでいると、節税対策などのアドバイスを受けられることも可能です。

個人事業から法人化がスムーズに進められる

売上が増えてきて法人化を考えるタイミングでは、税理士へ確定申告などの税務処理を委託しておいた方が、移行がスムーズに行えます。

税理士報酬の仕訳処理

税理士に支払った報酬は、経費として計上することができます。仕訳処理も必要です。源泉徴収をしている場合には、支払った費用と源泉徴収額の両方を分けて仕訳します。税理士報酬の仕訳の勘定科目は、一般的には「支払い手数料」とすることが多いですが、別に勘定科目を作成しても問題ありません。

青色申告決算書には、支払先の税理士の住所氏名と報酬額、必要経費参入額と、源泉徴収税の金額を記入する欄がありますので、あらかじめ必要書類を用意しておきましょう。

確定申告を税理士に任せるデメリット

税理士に依頼すると、委託費用が掛かることがデメリットです。税理士へ依頼する場合にも、領収書や請求書など仕訳に必要な書類や、確定申告で提出する社会保険料控除などの証明書類まとめて渡す作業は必要です。税理士と約束した期限までに渡さなければ、期限内の申告は難しくなります。税理士に依頼すれば、確定申告に関連することを何もしなくてよいというわけではないことを理解しておきましょう。

税理士に依頼することで、自分では事業のお金の流れを把握しないで済ませがちになることも、デメリットに挙げられます。

<記帳や確定申告を税理士に任せるデメリット>

  1. 委託料がかかる
  2. 領収書や請求書などの書類や証明書類まとめる作業が必要
  3. 依頼する税理士の指定期限までに必要書類や証明書を渡さなくてはならない
  4. 事業のお金の流れに対しての把握が希薄になりやすい

確定申告(青色申告)を簡単に終わらせる方法

大きな節税メリットがある青色申告。お得であることは分かっていても、「確定申告書の作成は難しいのでは?」という意見も少なくありません。
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3.質問に答えるだけで税金は自動計算

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4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

freeeで確定申告書を自動作成したら、税務署に郵送や電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
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あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

会計freeeを使うとどれくらいお得?

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また、税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要です。

いかがでしょう?
確定申告ソフトのfreeeは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。
会計に関する知識がゼロの初心者の方から「本当に簡単に終わった!」との声も多数寄せられています。
確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
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まとめ

税理士へ依頼するかどうかは、売上が多く、税理士への報酬を無理なく払えることが一番の判断基準です。利益がある程度出て余裕があるのであれば、税務処理はプロに任せた方が、効率よく事業を運営できます。

売上や青色専業専従者になる家族の有無などによっては、税理士に依頼して青色申告するよりも、自分で白色申告をした方が得策というケースもあります。また、売上が多くても、取引件数が少なく、仕訳作業が煩雑でない場合には、会計ソフトがあれば、十分に自分で対応できるケースもあります。

法人に比べると確定申告に関わる業務は比較的平易です。お金の流れを自分自身で把握しておくために、個人事業主のうちは自分でやり、会社を起こしたら税理士に依頼するという考え方もあります。

確定申告の作業を自分で行っていて、本業に支障をきたしていないのであれば、税理士に依頼するメリットは薄いかもしれません。仕訳や確定申告を税理士に依頼して、本業に注力しることで、委託費用に見合った収入の増加が見込めるのであれば、依頼する価値があるでしょう。

確定申告ソフトfreeeでは、簿記の知識がなくてもわかりやすい入力画面に従って記帳や申告まで行えるほか、自分の業種や希望に合った税理士を検索できるサービスもあります。

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