会計の基礎知識

よく利用される会計の用語集

公開日:2020/03/30

ビジネスパーソンにとって、会計用語を知っていると、経営情報を速く深く理解できたり、決算書を読み解いたり今後の業務に役立てることができます。

以下によく利用される会計関連用語をまとめてますので、一度目を通してみましょう。

よく利用される会計の用語集

用語カテゴリ

決算 に関する用語

決算書

決算書とは、正式には財務諸表といいます。一定期間の会社の経営状態や財務状況を表す書類で、中でも以下の三つの書類は「財務三表」として重要視されています。

【関連記事】決算書とは? 基本知識と読み方・書き方を丁寧に解説します
【関連記事】法人決算を自分1人で完結させるために必要な前提知識

貸借対照表

貸借対照表とは、別名「バランスシート(B/S)」と呼ばれ、企業が一定時点において、どのくらいの財産や権利を所有しているかをあらわす表です。 勘定科目ごとに合計金額が一覧となっているため、一目で資産や負債、資本に該当する項目がどのくらいあるか分かります。

【関連記事】貸借対照表とは? 作成前に知っておきたい基礎知識

損益計算書

損益計算書とは、会社のある一定期間の収益と費用の損益計算をまとめた財務諸表のひとつで、収益・費用・利益の3つの要素から成り立っています。プロフィット&ロス・ステイトメント(Profit & Loss statement)を略して(P/L)とも呼ばれており、会社の経営状況を判断するために用いられます。

【関連記事】損益計算書とは? 項目別の見方やチェックポイント、活用法を解説

キャッシュフロー計算書

一定会計期間内の会社の現金の流れ(キャッシュ・フロー)について、どれだけ現金が流入し、そして流出したかを示す財務諸表をキャッシュ・フロー計算書といいます。

【関連記事】キャッシュ・フロー計算書とは

損益分岐点

損益分岐点とは、売上高と費用が等しくなり損益がプラスマイナスゼロとなる売上高のことです。つまり、売上高が損益分岐点を超えてくれば利益がでることになり、損益分岐点の満たないと利益がでるどころか損失をだすことになります。売上高が損益分岐点未満であれば損失が生じることになり、損益分岐点を超えることで利益が生じることから「採算点」ともいわれています。

【関連記事】損益分岐点とは? エクセルで損益分岐点を計算する方法

減価償却

減価償却とは、高額な機械設備や内装設備など長期間に渡って使用し経年劣化が生じるような資産の購入代金を、購入した年にまとめて経費計上するのではなく、使用年数に応じて1年ずつ分割をして経費計上する事を指します。

【関連記事】減価償却を行うメリットと計算方法

個別注記表

個別注記表は決算書を読みとく際にヒントや参考になる内容を、補足として一覧にしたものです。重要な会計方針に関わる注記、貸借対照表に関わる注記、損益計算書に関わる注記などがあり、会社法にて計算書類として設定され、作成する必要があります。

【関連記事】個別注記表とは?役割と必要性について解説します

収支決算書

収支決算書とは、一定期間(多くの場合4月から翌年3月までの1年間)の収支をまとめ、経営実績や財務状況を明らかにするため作成されるものです。

【関連記事】収支決算書とは?よく使われる事例3パターンを解説

試算表

試算表とは、損益計算書や貸借対照表など決算書類の作成前に作る集計表です。合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類があり、仕訳や転記、計算ミスをチェックするために役立ちます。

【関連記事】試算表の作り方とは? 試算表の種類と見るべきポイント
【関連記事】試算表についてわかりやすく解説! 試算表の種類や内容、作成方法は?

会計全般 に関連する用語

仕訳

仕訳(しわけ)とは、日々の事業取引を簿記のルールにしたがって帳簿に記載する作業で、まさに経理業務の原点といえるものです。 貸借対照表や損益計算書等の決算書類を作成するために取引ごとに正確な仕訳を切る(作成する)ことが重要となります。

【関連記事】仕訳帳作成のための基礎知識

総勘定元帳

総勘定元帳は、適切に会社の会計処理をおこなうために、作成しなければならない帳簿のひとつです。

【関連記事】総勘定元帳について知っておきたい基礎知識

現金出納帳

現金出納帳とは「お金の入出金を記録」し「帳簿の残高と現金残高が一致しているかどうかを確認する」帳簿のことです。会社組織または個人事業主としてビジネスをするにあたっては「お金の流れ」を必ず記録しておく必要があります。

【関連記事】現金出納帳とは? 作成するメリットや記載項目を解説

会計帳簿

会計帳簿とは企業が日々の取引を記録して、企業の資産や経営状況を明らかにするための帳簿です。貸借対照表や損益計算書のもととなる帳簿です。

【関連記事】会計帳簿とは

支払調書

支払調書(しはらいちょうしょ)とは、法人などの源泉徴収義務者や不動産業者である個人が「誰に対して、どのような内容で、年間いくら支払ったのか」を税務署に報告するための書類です。

【関連記事】支払調書とは。記載項目や提出方法について解説

手形

「手形」は相手方と取り決めた金額を一定の期日に支払うことを交わした証書を指します。商品やサービスの買い手側にとっては、代金の支払いを先延ばしできる手段であるため、手元の資金を温存することができます。

【関連記事】手形とは? 手形取引の基礎知識と注意点

振替伝票

振替伝票は現金以外の取引を記録した紙片のことを指し、各種帳簿の作成に利用します。現金のやりとりについては、入金伝票・出金伝票を作成するものの、それ以外の取引においては振替伝票を作成します。

【関連記事】振替伝票の仕組みと書き方、作成時の注意点

売上原価

売上原価とは、売れた商品の仕入れや製造にかかった費用のことで、「商品が売れた」際に計上する原価のことを意味します。

【関連記事】売上原価とは?計算方法や仕訳について

複式簿記

複式簿記とは1つの取引において、お金の入出金と、その原因に関する2つの側面を記録するものです。複式簿記には記載表現としてお金(財産)が増えたことを示す「借方」と、お金(財産)が減ったことを示す「貸方」とあり、取引において2つの側面を示しています。

【関連記事】複式簿記の重要性と記帳方法について解説!

単式簿記

単式簿記は、一つの取引について一つの記録をする方法です。いわば家計簿や子供のお小遣い帳と同じで、いくらお金が増えて、いくら使ったのか、この事実だけに焦点を当てて記帳しています。

【関連記事】単式簿記とは

為替手形

為替手形は、手形の振出人が第三者である支払人に依頼し、受取人に対して支払いを行ってもらう三者間取引のための有価証券のことをいいます。

【関連記事】為替手形とは? 為替手形のメリット・デメリット、仕組みや仕訳方法

資金繰り

資金繰りとは資金の流れの管理です。売上として現金の入金があり、仕入れや経費の支払いとして現金での支払いを管理していくことです。資金とは、現金預金また有価証券など支払いとしてすぐに利用できるものです。

【関連記事】資金繰りとは

棚卸し

棚卸しとは、期末に商品等の在庫の数量を確認し、会計上の期末棚卸資産の金額を確定させる目的で行われる作業のことをいいます。

【関連記事】棚卸しとは? 目的や対象、在庫金額の評価について

予実管理

予実管理とは、企業の予算と実績を管理することで予算実績管理ともいいます。一般的な営業は売上や仕入など数値目標を予算として計画していきます。この目標である予算通りに実績が推移しているかどうか、確認して管理することが予実管理です。

【関連記事】予実管理とは。予実管理のやり方を解説

経費精算書

従業員が立替払いをした様々な経費を精算するため必要なものが経費精算書です。

【関連記事】経費精算書とは

電子帳簿保存法

電子帳簿保存法とは、会計データを電子データで保存することを認めた法律であり、近年では証憑書類に限定して、紙の書類をスキャナー保存で電子化して保存することも認めています。

【関連記事】電子帳簿保存法とは?電子データで保存できる書類や保存要件

勘定科目 に関連する用語

勘定科目

勘定科目とは、企業を運営していくうえで発生する収益と費用を記録するために必要な分類項目の名称のことです。勘定科目を使って仕訳作業を行い、運営に必要な貸借対照表や損益計算書などを作成します。

【関連記事】勘定科目の基礎知識
【関連記事】これだけは知っておきたい「初めての経理ガイド」

売掛金

「売掛」とは、取引先に対し販売した商品やサービスの代金を後から請求する方法のことを言い、「売掛金」はその支払いを受ける権利つまり債権を指します。債権処理を手形で行うときには受取手形という形式を用い、それ以外の場合は売掛金として処理します。

【関連記事】売掛金とは? 売掛金の基礎知識と仕訳方法、買掛金・未収金との違い

買掛金

買掛金とは、原材料や商品を仕入れた際の掛け取引で使用する勘定科目で、あとから代金を支払わなければならない債務を指します。

【関連記事】買掛金とは?買掛金の基礎知識と仕訳方法・売掛金・未払金との違い

借入金

借入金は企業が銀行などの金融機関から資金調達を行って、借り入れた資金のことを指し、他人資本とも言われます。いわゆる融資によって得られた資金であり、返済時には利息を上乗せして返す必要があるものです。

【関連記事】借入金の基礎知識を押さえよう!リスク管理と経理処理

貸倒引当金

貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)は取引先が倒産に陥り、支払い不能となった状態などに備えて、事前に損失額を予測して計上しておく引当金のことを指します。貸倒引当金として認められる債権は、売掛金・受取手形・貸付金・未収金などです。

【関連記事】貸倒引当金とは?計算方法や仕訳、貸倒引当金組入と戻入の処理方法

雑費

雑費とは、損益計算書の「販売費及び一般管理費(以下、販管費)」に含まれる費用科目のひとつです。雑費は「どの科目にも振り分けられない」勘定科目を指します。

【関連記事】勘定科目の基礎知識:雑費とは

通信費

業務上使用する電話やインターネット、郵便等に関する料金は、通信費として計上します。

【関連記事】勘定科目の基礎:通信費の仕訳のやりかた

消耗品費

購入品の購入金額が10万円未満であること、使用可能期間が1年未満であることという条件を満たす場合、消耗品費として経費扱いすることができます。

【関連記事】勘定科目の基礎:消耗品費の仕訳のやりかた

交際費

交際費とは、税法上で規定されている費用のひとつで、法人がその得意先や仕入れ先などの利害関係者に接待・贈答といった行為のために支出したものを指します。

【関連記事】勘定科目の基礎知識:交際費とは

税金 に関連する用語

法人税

法人税とは、「法人の年間所得に課税される税金」を指します。一般的に設立年度を除き、会計年度は1年に設定されます。したがって、法人税も会社が獲得した1年間の「所得」をもとに申告額が算出されます。

【関連記事】法人税とは

法人住民税

都道府県や市町村は、その地域に所属している法人と個人に都道府県税と市町村税を課税しています。これを住民税といい、法人が負担する税金を法人住民税と呼びます。

【関連記事】法人住民税とは? 違いや課税の仕組みについて簡単に解説

法人事業税

法人事業税とは、法人が事業を行うにあたって使用する公共サービスの維持費を法人に一部負担させる目的で課される税金のことを指します。

【関連記事】法人事業税とは? 法人税の他に「所得」に課されるもう一つの税金の特徴について

簡易課税

簡易課税とは消費税申告の計算のひとつの方法であり、課税売上額が5,000万以下の中小企業の実務負担の軽減を図るために設けられたもので、仕入税額控除を簡易に計算できる方法です。

【関連記事】簡易課税とは〜簡易課税制度の適用条件やメリット、デメリット〜

関税

関税とは、「国境を通過する際に課される税金」を言います。関税は、輸出時に課される場合と輸入時に課される場合の2種類に分けられ、一般的には「輸入関税」を指します。

【関連記事】関税について〜輸入とそれに伴い発生する税金〜

税務調査

税務調査とは、国税庁および税務署が法人または個人の事業者が税法通りに正しく計算を行った上で収入や税額を申告しているかを確認する、一連の調査手続きのことをいいます。

【関連記事】税務調査とは?税務調査の流れや調査官の視点を理解しましょう

クラウド会計ソフト freee

会計freee

クラウド会計ソフトfreeeなら会計帳簿作成はもちろん、日々の経理業務から経営状況の把握まで効率的に行なえます。ぜひお試しください!

感染症対策情報
会計freeeとは?
バックオフィス基礎知識