電子帳簿 保存
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電子帳簿保存
- 平成27・28年に改正された電子帳簿保存法により、紙のレシートや請求書などについて、一定の要件を満たしてスキャンすることで原本を破棄できるようになります。
- freee会計では、その保存要件を満たす機能として「電子帳簿保存」機能を備えています。この機能により、データ化した請求書や領収書の書類管理はもちろん、会計処理もスムーズに行うことができるようになります。
freee会計の電子帳簿保存対応書類
- freee会計の電子帳簿保存機能は「取引関係書類」のスキャナ保存に対応しています。
- 一定の要件のもと対応スキャナとファイルボックス機能をご利用いただくことで、「紙で受領した」「請求書・領収書を」「スキャナやカメラで電子データにして保存する場合(スキャナ保存)」に対応できることになります。
- 請求書・領収書を添付ファイルなどデータの形で受領した場合は、特に申請などせずにデータのままで保存できます。
- 決算書類や、国税関係帳簿(仕訳帳、総勘定元帳、固定資産台帳など)も電子帳簿保存法上は電子データでの保存が可能ですが、freeeでは対応しておりません。
分類 | 対象(例) | 作成 | 申請 | freee対応 | |
国 税 関 係 帳 簿 | 帳簿・伝票類 |
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| 帳簿データの備付け・保存申請 (電子帳簿保存法第4条-1) | × |
決算書類 |
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| 国税関係書類のデータ保存申請 (電子帳簿保存法第4条-2) | × | |
国 税 関 係 書 類 | 取引関係書類 |
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| 国税関係書類のデータ保存申請 (電子帳簿保存法第4条-2) | × |
| スキャナ保存申請 (電子帳簿保存法第4条-3) | 〇 |
タイムスタンプの付与・検証
- freee会計は認定事業者が提供するタイムスタンプサービスを利用しており、データ化した書類へのタイムスタンプへの付与、および付与したタイムスタンプの一括検証に対応しています。
書類の検索・バージョン管理
- 取引日、金額、取引等の指定・範囲検索の要件に対応しています。
- また、バージョン管理機能を搭載しており、過去のバージョンや削除されたデータを表示できます。スキャナ保存したデータの訂正又は削除の履歴を管理することが可能です。
事務処理規程に適したユーザー管理
- 保存要件では、データをスキャナ保存する人と、そのデータを元に経理処理をする人は、別の人物である必要があります。freeeではユーザーアカウント別で作業可能権限を分けて管理することにより、ユーザー毎に適切な事務処理ができる環境を用意しました。