月次試算表
- 試算表（貸借対照表、損益計算書）だけでも、経営の分析や組織の評価は可能です。しかし、より事業のトレンドを把握したい、季節性を考慮した分析をしたいといった際には、月次別の試算表を確認することが有用とされています。
- 損益計算書では、 指定した期間内に利益がいくらで推移したのかを確認することができます。指定した期間の月末時点での残高と、今期累計額が表示されます。
- 貸借対照表では、資産・負債の残高がどのように推移したのかを確認することができます。期首残高と、指定した期間の月末時点での残高が表示されます。
- またタブの右側の「自動帳簿チェック」を有効にすることで、貸借対照表の勘定科目の残高のうち不適切と思われる箇所にチェックが入るようになります。例えば、現金残高がマイナスとなっている場合には該当箇所がハイライトされます。
月次推移レポートで経営をリアルタイムに分析
- 入力した日々の情報を試算表（貸借対照表、損益計算書）として閲覧することがもちろん可能ですが、試算表の月次でのを変遷を見れる「月次推移」機能がおすすめです。
- 月次推移機能では、月ごとの「損益計算書」と「貸借対照表」の2つの形式で表示することが可能です。
分析のためのタグ集計機能
- freeeでは、勘定科目以外にも分析のためのタグを入力することができます。しっかりと日頃から取引に「取引先」「部門」「品目」「メモタグ」等の分析タグを付与していると、絞り込みや内訳表示が可能になり、さらに活用の幅が広がります。
- 例えば、以下のような場合に月次推移を活用可能です。
- 売上高や利益の水準を時系列で確認する
- 在庫水準の変動を時系列で確認する
- 借入金の残高推移を時系列で確認する
PDF/CSV出力に対応
- 月次推移のレポートは、PDF/CSVで出力可能です。経営会議での参考資料として提出したり、加工してより詳細な経営分析を行うことができます。
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