開業の基礎知識

屋号の決め方、ネーミングのポイントは?

Badge Label Name Stamp Copyspace Tag Brand Concept

個人事業を始めるときに決める屋号。
絶対に決める必要はないのですが、屋号を使った方が名前を憶えてもらいやすくなるなど便利なことも多いです。しかし、いざ屋号を決めようと思うと、どのようなものにしたらいいか迷いますよね。ここではそんな屋号の決め方について解説します。

目次

freee開業で税務署に行かずに開業届をカンタン作成!

freee開業は開業に必要な書類を無料でかんたんに作れるサービスです。必要な項目を埋めるだけなので最短5分で正確な書類が完成します。マイナンバーカードがあればスマホからでも提出が可能!作成から提出までの工数を大幅に削減できます。

屋号とは何か

屋号の決め方を見ていく前に、まずは屋号とは何かを見ていきましょう。
屋号とは簡単に言うと個人事業を始めるときの名前のこと。これは個人事業主に限ったことではなく、法人も同じです。法人は会社名、個人事業主は屋号です。
法人の場合、法人と代表者は別人格のため必ず「○○株式会社」という会社名があります。個人事業主の場合も同じで、仕事をするときの名前を別に定めている場合はそれが屋号になります。お店をしている場合なら店名が屋号です。
仕事をしていると、いろいろな書類で屋号の記載を求められることがあります。フリーランスやアフィリエイト収入などを事業にしている場合など、個人の本名で仕事をしている場合は、必ずしも屋号をつける必要はありません。また、お店を経営したりや事務所を開いている場合は、お店の名前や事務所名が屋号になります。つまり屋号を決めるということは、お店の名前を決めることと同じなのです。

屋号の決め方

前述したとおり、屋号を決めることはお店の名前を決めることです。お店の看板や中に商品を入れてお客様に渡す袋、印鑑など屋号が記載されるものも多く、一度決めると変更にお金や手間がかかります。そのため屋号は慎重に決める必要があります。ここではそんな屋号の決め方のポイントをいくつかご紹介します。1つのものにこだわらず、総合的に判断して屋号を決めるための材料にしてください。

①事業内容がわかりやすいものにする

屋号の基本は、屋号から事業内容を容易に想像できるものにすることです。例えば「○○工務店」や「○○美容院」、「フラワーショップ○○」などであれば、その屋号を見るとどのような仕事をしているのか分かりますよね。屋号を見てどのような仕事をしているかわかると、お客様の方からお店に来ることもあり、営業効果も期待できます。大きな会社でも「トヨタ自動車」や「アサヒビール」などのように、多く使われている手法です。

②覚えやすい屋号を使う

屋号を決めるときには覚えやすい屋号を使うほうが良いです。お店の売上を伸ばそうとするなら、お客様に名前を覚えてもらうことが第一歩です。同じ商品や同じサービスの店が2つあったとして、客が誰かにお店を教えるときに伝えやすいのは覚えやすい名前のほうです。
屋号にはアルファベットや数字を使っても良いです。しかし、あまり横文字だらけにして覚えにくいものは控えるようにしましょう。あくまでお客様目線で覚えやすいものを考えてください。

③言いやすく、書きやすいものを選ぶ

屋号を決めるポイントの1つに、言いやすさと書きやすさがあります。今は簡単に情報をアップできることもあり、ブログやSNSなどが口コミの主流になっています。言いやすく、書きやすい屋号のほうがブログやSNSなどで口コミされやすく、集客効果があります。また、取引先などで領収書に屋号を書いてもらうときも、書きやすい方がお互いに楽ですね。あまり長すぎる屋号は、言いにくく書きにくいので避けた方がよいでしょう。

④ネットの検索エンジンで検索されやすい屋号にする

お客様がお店をさがすときの手段として一番用いられているのが、YahooやGoogleなどのインターネット検索エンジンです。そのため、検索エンジンで検索されやすい屋号を使うというのも屋号を決めるときのポイントの1つです。特に実店舗だけでなく、ネットショップなどを経営する場合は、検索されることを考えて屋号を決めましょう。検索しやすい屋号を調べるにはいろいろな方法がありますが、簡単なものは自分で「美容院」や「雑貨店」など同じ業種のキーワードを検索して上位に来るものを参考にしましょう。
地域性を出したいなら地名を屋号に含めるのも手の1つです。ネット検索では、「○○市 雑貨店」というように地域と業種を絡めて検索することも多いです。

⑤エピソードのある屋号にする

他ではあまり見かけない屋号にする場合は、エピソードに関連付けた屋号にすることをおすすめします。お店にきたお客様や、取引先との商談などのときに屋号にインパクトがあると、その屋号にした理由を聞かれることが良くあります。そんなときに実体験などのエピソードを話すことができれば、相手に印象をつけることができ覚えてもらいやすくなります。

屋号を決めるタイミング

ここでは屋号を決めるタイミングを見ていきましょう。屋号を決めるタイミングはいつか明確にご存知でしょうか。法人の場合は、法人名を定款で定め公証人役場などの認証を受けることが一般的です。そのため、それまでに会社名を決める必要があります。
しかし個人事業主は、屋号をどこかで認めてもらう必要はありません。公の場で最初に屋号を出すのは、屋号が記載されたお店を出店する、または開業したことを税務署に届け出する「開業届」のどちらかである場合が多いでしょう。「開業届」には屋号を記載する必要があります。
開業届が屋号を記載する最初の書類になる場合も多いのですが、事業を始める人は「開業届」なんて書いたことないという人ばかりです。そんなとき便利なのが「freee開業」。

freee開業なら、税務署に行かずに開業届をかんたんに作成

個人事業を始める際には「開業届」を、青色申告をする際にはさらに「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。 記入項目はそれほど多くはありませんが、どうやって記入したらいいのかわからないという方も多いと思います。

そこでおすすめなのが「freee開業」です。ステップに沿って簡単な質問に答えていくだけで、必要な届出をすぐに完成することができます。

freee開業で作成可能な5つの届出

1. 個人事業の開業・廃業等届出書
開業届のことです。

2. 所得税の青色申告承認申請書
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出する必要があります。期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになるため注意が必要です。

3. 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族や従業員に給与を支払うための申請書です。

4. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
原則毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付するための手続です。毎月支払うのは手間ですので、ぜひ提出しましょう。

5. 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
青色申告をする場合に、家族に支払う給与を経費にするための手続です。青色申告をして家族に給与を支払う場合は必ず提出しましょう。

freee開業の使い方を徹底解説

freee開業を使った開業届の書き方は、準備→作成→提出の3ステップに沿って必要事項を記入していくだけです。

image1

Step1:準備編

image2

準備編では事業の基本情報を入力します。迷いやすい職業欄も多彩な選択肢のなかから選ぶだけ。


image3

事業の開始年月日、想定月収、仕事をする場所を記入します。
想定月収を記入すると青色申告、白色申告のどちらが、いくらお得かも自動で計算されます。

Step2:作成編

次に、作成編です。


image6

申請者の情報を入力します。
名前、住所、電話番号、生年月日を記入しましょう。


image8

給与を支払う人がいる場合は、上記のように入力をします。
今回は準備編で「家族」を選択しましたので、妻を例に記入を行いました。


image9

さらに、見込み納税金額のシミュレーションも可能。
※なお、売上の3割を経費とした場合の見込み額を表示しています。経費額やその他の控除によって実際の納税額は変化します。

今回は、青色申告65万円控除が一番おすすめの結果となりました。

Step3:提出編

最後のステップでは、開業に必要な書類をすべてプリントアウトし、税務署に提出します。


image10

入力した住所をもとに、提出候補の地区がプルダウンで出てきます。地区を選ぶと、提出先の税務署が表示されますので、そちらに開業届けを提出しましょう。


image12

届け出に関する説明とそれぞれの控えを含め、11枚のPDFが出来上がりました。印刷し、必要箇所に押印とマイナンバー(個人番号)の記載をしましょう。

郵送で提出したい方のために、宛先も1ページ目に記載されています。切り取って封筒に貼りつければ完了です。

いかがでしょう。
事業をスタートする際や、青色申告にしたい場合、切り替えたい場合など、届出の作成は意外と煩雑なものです。

しかし、freee開業を活用すれば、無料ですぐに届け出の作成が完了。

また、確定申告書の作成もfreee会計を使えば、ステップに沿ってすぐに完了します。
freee開業freee会計を使って、効率良く届出を作成しましょう。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。

確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。

また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。


freee会計 管理画面イメージ4

溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.現金取引の入力もカンタン!

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。


freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。

freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。


freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成​​した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

freee会計 管理画面の例3

完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

freee開業で税務署に行かずに開業届をカンタン作成!

freee開業は開業に必要な書類を無料でかんたんに作れるサービスです。必要な項目を埋めるだけなので最短5分で正確な書類が完成します。マイナンバーカードがあればスマホからでも提出が可能!作成から提出までの工数を大幅に削減できます。