青色申告の基礎知識

「青色事業専従者給与に関する届出書」の書き方は?

「青色事業専従者給与に関する届出書」とは、青色申告で確定申告をしている事業者が、家族に対して支払った給与を経費として計上するために必要な書類のことです。
青色申告事業者が事業を手伝う配偶者・家族に支払った給与は、そのままでは経費として計上できません。経費に計上するためには、事前に税務署に青色事業専従者給与に関する届出書を提出しておく必要があるのです。
家族への給与を経費にできるか否かで所得額は大きく変わってきますから、青色事業専従者給与に関する届出書は非常に重要な書類といえます。
今回の記事では、届出の提出期限や書き方のポイントのほか、簡単に届出を作成・提出する方法をご紹介します。

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目次

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青色事業専従者とは?

「青色事業専従者に対する給与」として経費への計上が認められるためには、次の4つの条件をすべて満たす必要があります。青色事業専従者給与に関する届出書を書くまえに、条件をチェックしておきましょう。

1. 給与の受け取り手である配偶者や家族が「青色事業専従者」であること
青色事業専従者とは、次の3つの要件を満たす者のことです。

<青色事業専従者と認定される3つの要件>

  • ・青色申告者と生計を一にする配偶者その他親族であること
  • ・その年の12月31日現在で年齢が15歳以上であること
  • ・その年を通じて6ヵ月を超える期間(または事業に従事することのできる期間の2分の1を超える期間)、事業にもっぱら従事していること

2. 青色事業専従者給与に関する届出書を期限内に提出していること

3. 届出書に記載されている方法、金額の範囲内で給与が支払われていること

4. 給与が労務の対価として相当な額であること

参考:
青色事業専従者給与と事業専従者控除|所得税|国税庁

青色事業専従者給与に関する届出書の提出期限は?

青色事業専従者給与に関する届出書は、提出期限までに納税地を所轄する税務署に提出する必要があります。期限を過ぎないように注意しましょう。

提出期限

青色事業専従者給与に関する届出書の提出期限は、基本的に所得税の「青色申告承認申請書」と同じです。事業を開始した時点で青色事業専従者に給与を支払う予定があるなら、同時に提出しておくといいでしょう。
事業開始からしばらく経ってから青色事業専従者に従事してもらうことになった場合、その年の確定申告から経費にできるよう、提出期限をチェックしてください。

・給与を経費にする年の3月15日まで
例えば、2019年2月18日~3月15日に行う、2018年分の確定申告で給与を経費に計上したい場合は、2018年3月15日までに提出が必要です。

・1月16日以降に開業した場合や、年の途中から事業専従者が働きだした場合
開業または事業専従者が働き始めた日から2ヵ月以内に提出が必要です。
詳しくは以下のページを参照してください。届出書もこちらからダウンロードできます。

[手続名]青色事業専従者給与に関する届出手続|申告所得税関係|国税庁

青色事業専従者給与に関する届出書の書き方のポイント

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引用元:国税庁

この届出書の記入そのものに関しては、難しいポイントはあまりありません。やや迷いやすいと思われる、専従者の仕事内容、給与を記載する欄の部分だけ記入例をご紹介します。

・仕事の内容・従事の程度
「販売事務」「記帳業務」などと職種を書き、続けて「販売責任者」「経理責任者」などの職責を書きます。従事の程度は、「平日の毎日○時間程度」などと記載します。

・資格等
「簿記2級」などの資格を記載します。

・給料
「支給期」の欄には「毎月○日頃」などと記載し、「金額(月額)」には実際に支払う額ではなく上限の支払額を書きます。実際の支払いは、ここに書いた金額を超えない範囲であれば問題ありません。仕事内容に対して給与があまりに高い場合、過大とされた部分については経費と認められませんので注意しましょう。

・賞与
「○ヵ月分」または支払額を記載します。

・昇給の基準
「毎年概ね○%」や、使用人がいる場合は「使用人の昇給基準と同じ」などと記載します。

青色事業専従者給与に関する届出書を簡単に作成する方法

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ステップに沿って入力するだけ

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

STEP1: 基本情報の入力

まずは基本情報の入力です。あなたの事業、事業主であるあなた自身の情報について入力後、青色申告・白色申告のいずれかを選択。提出方法も選択しましょう。

基本情報の入力

事業の基本情報を入力!

STEP2: 申告書作成に必要な情報の入力

次に、確定申告書を作成する際に必要な情報を入力していきます。年度の取引の最終確認を行った後、◯✕形式で22個質問に答えていきます。

まるばつ形式で回答

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STEP3: 完成!

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いかがでしょう?
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確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。

まとめ

青色事業専従者給与に関する届出書の提出期限は、青色申告を希望する際に提出を求められる青色申告承認申請書と同じですので、いっしょに提出しておけば問題ありません。開業freeeといった無料のサービスを利用することで、事務の手間を省くことができますので、ぜひ活用してみてください。

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