会計の基礎知識

仕訳帳をエクセルで作成する方法

仕訳帳をエクセルで作成する方法

 「仕訳帳」とは、行った取引の内容を「借方」と「貸方」に分けて記帳していく帳簿のことを指します。この仕訳帳は、「主要簿」と呼ばれる会社の決算書を作成する場合になくてはならない帳簿の一つなので、会計に携わる方なら必ず作成方法をマスターしなければなりません。この記事では、仕訳帳の仕組みと、エクセルでの作成方法についてご紹介します。

目次

仕訳帳の基本構造を理解しよう

 仕訳帳は、「勘定科目(何の名目のお金なのかを分類する科目)」を利用して、取引を「借方」と「貸方」に分けていく帳簿のことを言いますが、作成の際は以下の項目を記入します。

日付

仕訳帳は、すべての取引を発生日順に記帳していきます。

勘定科目

仕訳帳には「この取引で発生したお金はどんな種類のお金なのか」を「借方」と「貸方」に分けて記入しなければなりませんが、勘定科目には以下のような種類があります。

資産:現金や売掛金、建物など、企業が持っている財産です。
負債:借入金、買掛金など、企業が負った債務です。
純資産:資産から負債を引いたものです。
収益:収入のことです。
費用:収益を得るために発生するお金のことです。

この中で「借方」に分類されるのが「資産」と「費用」で、「貸方」に分類されるのが「負債」「純資産」「収益」です。

金額

仕訳帳には借方と貸方の両方の金額を記入しますが、この金額は必ず一致していなければなりません。

取引先、摘要

取引先はどこか、何を取引したかの具体的な内容(これが摘要です)を記入します。


 では、エクセルを使って具体的に記帳していきましょう。まず、エクセルの一番上の行を6つつなげて「仕訳帳」と書き込みます。次に、二番目の列のセルに左から順に一つずつ「日付」「借方勘定科目」「借方金額」「貸方勘定科目」「貸方金額」「取引先・摘要」と書き込んでください。ここで一点気をつけたいのは「借方」と「貸方」を記入する場所です。これらを記入する際、必ず「借方」は帳簿の左側、「貸方」は帳簿の右側に記入してください。

表1

セルに項目を書き込んだら、格子状に罫線を入れて見やすくしましょう。これで形が出来上がりました。

表2

次に、取引の内容を入れていきます。例えば「10月1日に、自社商品であるパソコンが売れ、現金で20万円の売上が上がった」とします。その場合、「借方勘定科目」と「借方金額」には「資産」である「現金」とその額をそれぞれ記入し、「貸方勘定科目」には「収益」である「売上」とその額を記入します。この際、借方金額と貸方金額は必ず合っていなければなりません。

表3

エクセルの機能を使って合計額を割り出そう

 仕訳帳の中の「借方金額」と「貸方金額」は必ず一致していなければなりませんので、数字をきちんと確認し、合計額をチェックする必要があります。その際は手作業ではなく、合計したい数字をドラッグして選択し、エクセル画面内の「数式」から「オートSUM」を選び、「合計」をクリックすると簡単に正しい合計額を導きだせます。
また、数字を3桁区切りにする場合も、エクセルの機能を使えばすべての数字に一回の操作でカンマを打つことができます。その際はまず数字の部分を選択して、右クリックで「セルの書式設定」を選んでください。そして「分類」の「数値」を選び「桁区切り(,)を使用する」にチェックを入れ、3桁区切りを選択し「OK」をクリックすれば、きれいに区切ることができます。

表4

エクセルを上手に活用すれば、手書きよりも簡単で正確に仕訳帳を作成することができます。是非お試しください。

経理をもっとラクにするために、会計freeeを活用しましょう

会計freeeを使えば、日々の経理業務に使う時間を大幅に短縮できます。

クラウド会計ソフト freeeサイト

「自動で経理」で日々の帳簿付けを手軽に

銀行口座やクレジットカードを同期することにより、利用履歴を取り込めます。

取り込んだ明細は、「自動で経理」という機能を使ってカンタンに帳簿付けできます。収入・支出の登録はもちろん、売掛金や買掛金の消し込み、資金の移動なども記帳できます。

経営層にもわかりやすく伝わるレポートもかんたんに

「資金繰りレポート」では、今後のお金の出入りを踏まえた上で、資金ショートを起こさないか確認できます。直接法のキャッシュ・フロー計算書作成にも活用できます。

会計freeeの資金繰りレポート機能

「損益レポート」を使えば、

  • ある部門の損益状況を時系列で確認する
  • 費用・収益の発生状況をグラフから確認する
  • 利益水準が高い月は何月だったのか
などを確認できます。

会計freeeの損益レポート機能

決算関連の書類作成にも対応

損益計算書と貸借対照表が即座に作成できます。

会計freeeの貸借対照表・損益計算書出力イメージ

ほかにも効率的な経理を実現するために数多くの機能があります。

  • 仕訳帳・総勘定元帳のCSV/PDF出力
  • 見積書/請求書/納品書の発行
  • 入金確認や消込、帳簿への反映
  • 支払管理や振込ファイルの自動作成
  • 証憑管理(電子帳簿保存対応)etc...


今すぐ会計freeeを使ってみたい方は、会計freeeアカウントの新規作成(無料)ページからお試しください。

クラウド会計ソフト freee

決算書は初めてでも簡単に作成できます。自動化させると日々の経理にかける時間は大きく削減されます。

バックオフィス基礎知識